CodePBL成果発表会に参加しました
電気通信大学のハッカソンチーム,REDIMPULZが主催した,「CodePBL成果発表会」に参加しました。
これはREDIMPULZが開催していたハッカソンの成果発表会でしたが,REDIMPULZのリーダーの方とチームメンバーが知り合いだったため,同じような期間でプロダクト開発をしていた僕たちのチームにも声をかけてくださいました。 会場は株式会社BRANDING ENGINNERの本社(東京都渋谷区)でした。とても雰囲気のいいオフィスで,プレゼンに集中できました。ありがとうございます。
発表会では,5分間のプレゼンと,デモを行いました。
ものづくりコンテストの成果発表会では,ゆっくり喋ったつもりでも,30秒ほど余ってしまいました。その反省を生かして,今回はかなりゆっくり,はっきりした声を意識してプレゼンを行いました。その結果,今度は30秒ほどオーバーしてしまいました。プレゼンは難しいですね。時計を見ながらやるのが一番でしょうが,練習と慣れがまだまだ必要です。
その後はデモを行いました。ものづくりコンテスト2次審査と違い,今度は最初からプロトタイプがうまく動いてくれました。 反省点は,質問に対する返答が,やはりまだまだ甘いということ。自分の話したいことよりも相手の聞きたいことを言うべし。当たり前のことですが,本番になると緊張してしまい,なかなか思うようにはいきません。これも慣れが必要ですな。
そして,結果発表。僕たちのチームではフューチャーアーキテクト賞という企業賞を頂きました。フューチャーアーキテクト株式会社からいらっしゃった審査員の方に選んでいただきました。 「現実にある問題に対して解決策を自分なりに導き出した過程が,ITコンサルを行う我が社とマッチしている」という選考理由でした。
色々問題点もありましたが,このように企業賞をもらうことができ,非常に嬉しいです。実際に企業の方にプレゼンして,感想を言っていただく機会はなかなか無いので,参加して良かったです。今後も学内だけではなく,学外の発表にも進出していきます。
フューチャーアーキテクトの審査員にAIDBANDの解説をするメンバー。
UECプログラミング教室
ラズパイど素人がRaspberry pi 3 にOSをいれる話
Raspberry Pi 3 に手を出した。ものコンとはあまり関係ないけど。
いざいれてみようとすると全くのど素人にはまあまあ難しく、半日以上かかってしまったので、再度OSをインストールするときのために備忘録をつくっておく。
今回使ったものはこちら。
①EasyUS Partition Master free
②Win32 DiskImager
③Raspberry Pi 総本山のダウンロードページ
PIXELwww.raspberrypi.org
①はmicroSDのパーティションを削除するために使った。フォーマットはFAT32らしい。パーティション関係はバックアップとってからやるべきかも。
②はOSをmicroSDに入れるときに使う。なくてもできるかな?と思ったけど、なんかダメだったのでこれで試した。
③が必ず必要なもの。いろいろ種類はあるが、今回使ったのは「RASPBIAN JESSIE WITH PIXEL」の4.4。これのZIPファイルを落とすのにまずは一苦労。
夜の六時、七時くらいにダウンロードを始めると、完了まで数時間という予測が出た。
翌日、昼の十一時に始めると、十分くらいで完了。なんでなんだろう?教えてエロい人!
上の二つを使って、なんとかOSがmicroSDに入る。電源が心配だったけど、充電中のMacBook Pro からのUSB給電でも動いた。
ここで、マウスとかキーボードとかHDMIとかをすべてつけてから、最後に電源につなげるのがいいっぽい。電源をつけた後からキーボードを挿したら、再起動した。
ここまで114514時間かかった pic.twitter.com/se8BzvnYax
— ちょーあん (@koppe_nao) 2016年10月5日
僕のパソコンはMacBook Pro(Early-2015)で、そこにWin10 pro をいれたもの。上の作業はすべてWin10で行った。
僕みたいにOSインストールで手こずっている人は自己責任で試してみてください。最初はなかなか上手くいきませんでしたが、画面が出たときは感動しました。
Open Cloud Innovation Festa 2016 に参加しました
タイトルの通り、Open Cloud Innovation Festa 2016 に参加した。ものこんチーム(4人)から2人はスタッフとして、もう1人は懇親会のみの参加だった。
http://open-cloud-innovation-festa.com/
スタッフだったが、自分の空き時間には好きな講演を見に行っていいとのことだった。特に面白かったのは、日本IBM株式会社、鈴木徹さんの「Watson IoT Platformによるビジネス価値の創出:Fail-fast,または計画的な冒険」。
これからはデータが顧客価値を生み出す時代。必要なデータを継続的に獲得することで他社よりも一歩先を行こう、というもの。
企業、部門を超えたエコシステム。日本のIT業界は対等な付き合いができていない。パートナーシップ=丸投げではダメ。自前主義よりコラボる力。オープンな協業で生き残る。
講演の後は(前日の夜に3時間かけて作った)名刺を交換した。これが初めての名刺交換。いつもは大人同士がやっているのを傍で見ているだけだった。
全ての講演が終わった後は懇親会。僕はここでこのデバイスに関するLTをやった。ものづくりコンテスト二次審査で使ったスライドをそのまま使い、さらに漫画のコマをいくつか入れた。すべらないか心配だったけど、お酒が入っていたおかげでみんな笑ってくれた。
反省点は解説の緩急。3分しかなかったため、全て早口で喋ってしまった。その結果、初めてこのデバイスについて聞いた人には概要が伝わりづらかったようだ。
LTを聞いてくれた人たちの中に、株式会社ソラコムのグロースエンジニア、江木典之さんがいらっしゃった。「SIMカード、欲しいです!!」と公開お願いをしたところ、SIMカードを4枚いただいた。江木さん、ありがとうございました!
最後に、他の人にとっちゃどうでもいいことだけど、調布祭での発表までこの日の時点で残り70日だった。思ったよりもやばい。
やることリスト
○arduinoとandroidだけを利用した発信システムの完成
○加速度センサの調整
○スピーカー、マイクの設定
○基板設計
まずはこのくらい。今までやったことがないことばっかりだけど、とりあえず手を動かす。
ものコン当日の回想
ものコン当日の回想
○当日は数学演習、物理概論第一のテストがかぶっていた。去年は全学休講だったらしい。専念させて欲しい。殆ど勉強せずに行ったら(十中八九自分のせい)ひどい目にあった。
○当日、プロトタイプが動くかもう一度確認するべき。審査員の目の前で動かなかった時は本当に焦った。
○話を聞きに来てくれた人が、こちら側のどんな話を望んでいるか(技術の話OR理念の話)を、すぐに判断できるようにする。まずは簡潔に伝えて、次に細かい話をする。
○プレゼンは、自分がゆっくりに感じるくらいの速さで十分。かなりゆっくり話したつもりだったが、練習より30秒早く終わってしまった。他の発表者も緊張していて、かなり早かった。プレゼンの練習はかなり多めにやったので、緊張はあまりしなかった。
僕達がつくるもの
僕達がつくろうとしているものは、「緊急時発信機能を持つ、高齢者向けデバイス」です。
これは、使用者(高齢者)に緊急事態が発生した時、家族がその危険をすぐに察知できるように設計したものです。
使用者は、あらかじめ緊急時に連絡を取りたい電話番号(家族や近所の人のもの)をデバイスに設定しておきます。あとはデバイスをつけて普段通り生活するだけ。
デバイスは、使用者の状態を常に監視します。転倒や失神など何かアクシデントが起きたとき、あらかじめ設定した電話番号に自動で発信します。
デバイスにはマイクとスピーカーが備わっているので、アクシデント発生から通話までを、一つの操作も無しに行うことができます。
下図は二次審査で使用したスライドの一ページです。左のスマートフォンは使用者自身のものです。最終的にはデバイスの中に発信機能を入れたいと思っています。
画像提供:いらすとや
はじめまして
こんにちは。
東京都調布市にある、多摩のMITこと電気通信大学に在学している、cyoanと申します。
今年の6月、本大学で「UECものづくりコンテスト」というコンテストが開催されました。これは自分の作りたいものをプレゼンし、入選すれば研究室と研究費をもらいながら開発ができるというものです。
友達を三人誘ってこのコンテストに応募したところ、最優秀賞をいただくことができました。応募テーマは、「緊急時発信機能を持つ、高齢者向けデバイスの開発」です。
最優秀賞こそもらいましたが、これは企画に対してのものなので、実際のデバイスはまだ開発途中です。また僕達は全員一年生で、プログラムや製品開発はド素人です。
そこで、備忘録的なものを作りたいと思い、このブログを開設しました。11月の調布祭(電気通信大学の文化祭)では、デバイス開発の成果発表することが決まっています。この時に発表することをまとめるためにも、このブログが必要と考えました。
また、ここに開発過程を記録すれば、もしもこの製品を売り込むことになった場合に役に立つだろうという考えもあります。
まだ自己紹介もできていませんが、僕達がやろうとしているのは大体このようなことです。